中部産業株式会社(ブリヂストン名古屋販売グループ)
台車とキャスター物流機器情報

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キャスターの交換 車輪と台車への組付け

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キャスターの車輪交換について

どのような車輪でも交換できるわけでありません。規格以外のキャスターが市場には多くあります。最近では輸入品も多く、ますます車輪交換前に寸法等の確認が必要となります。

「この台車(キャスター)に合う車輪がほしいのですが」とお問い合わせはありますが、弊社ではお客様に必要寸法(下記)を調べていただいて、車輪を紹介しています。

車輪交換に必要な寸法

「車輪がキャスター金具に組付けできる寸法」が重要となります。

  • 1.車輪外径は同じですか。
  • 2.車輪軸径とシャフト径は一致しますか。
  • 3.キャスターの場合、金具の取付巾と車輪ボス巾が一致しますか。
  • 4.車軸の場合、車軸の取付巾と車輪ボス巾が一致しますか。

以上、4つを満たせば車輪交換できます。下図を参考にしながら車輪仕様表の数字と見比べながら車輪をご選択下さい。


車輪交換に必要な寸法

キャスター交換の手順

台車の修理をご検討の事業所様へ

弊社で取扱っております台車・運搬台車は、使い捨ての商品ではなく悪くなった部品を交換して長く運用して頂けます。

よくお問合せ頂きます、静音キャスター付台車、空気入りタイヤキャスター付台車を参考に台車の修理可能箇所、必要な工具などご案内致します。
DIYなどで使用する工具があれば簡単に交換できます。

今回、キャスターを交換する台車はこちら


フォークリフトの爪が当り、前輪の自在キャスター部が破損した台車を修理します。

 

台車を修理する前に 道具をご用意下さい。

作業を検討される前に

まず修理する台車のメーカー・品番・サイズなどをご確認下さい。ハンドル、その他専用部品は取り付けができない場合がございますのでご注意ください。 

キャスターを交換される場合は取付穴寸法をお測り下さい。

作業を始める前に、ご確認

まず工具をご用意ください。ドライバーはほとんどの場合必要としませんが、 トルクレンチをご用意下さい。トルクレンチが一番簡単です。

トルクレンチがない場合は、モンキーレンチやスパナの対応するサイズにて行って下さい。

キャスターを交換する場合

キャスター交換①

今回、取付部が曲がってしまったキャスターを交換します。写真の台車はフォークリフトでキャスター部を曲げてしまったようです。

今回はこの自在キャスターを交換します。

キャスター交換②  

まずトルクレンチでキャスター取付部を緩めていきます。

キャスター交換③

ボルト、ワッシャ、ナットをなくさにようにキャスターを取り外して下さい。なくさないため慎重に行って下さい。

部品は小さく、些細なことで転がっていくことが多いです。ボルトなどをいれる小さな箱を用意するとなくしにくいです。

キャスター交換④

取り外した状態です。フォークリフトで当ててしまっているので本体にも若干のへこみがあります。

ダメージがある場合は、交換品がちゃんと取りつくかチェックして下さい。

今回は本体部のゆがみを直しました。

キャスター交換⑤

交換のキャスターを取り付けます。仮留めの作業に入ります。

キャスター交換⑥

外した要領の逆で、一本一本ボルトを手で留めていきます。

キャスター交換⑦

最後にトルクレンチで締めて終了です。緩みがないかチェックして下さい。

キャスター交換⑧

無事に交換完了です。時間にして約5~10分程度です。
番外編 ハンドル部の部品を交換する場合

折りたたみハンドル用バネ

弊社で販売しておりますPLA250シリーズなどは折りたたみハンドル部にバネがついており、交換が可能です。

ハンドル取付部の詳細①

左の写真はハンドルを取り付けて裏返しナット留めするところです。

ハンドル取付部の詳細②  

左の写真はハンドル取り付け部のワッシャです。交換時になくさないようにして下さい。

    


オーダーメイド商品
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