・空気入りタイヤ 対 ゼロプレッシャタイヤ
第2ラウンドは、独自のタイヤ特性を持つタイヤの戦いです。
比較しながら、使用台車にあったタイヤをお選び下さい。審査員は、あなたです。では両者の紹介をします。
・空気入りタイヤ・・・圧縮空気利用で最も緩衝性に優れています。
主に屋外で使用する台車用。
・ゼロプレッシャタイヤ・・・中空構造。大気圧(常圧)利用でパンクの心配なし。
主に台車のキャスター用車輪、
さあ、第2ラウンドのゴングです。作業条件に適合した審査でご判定下さい。
比較項目 | 空気入りタイヤ(空圧) | ゼロプレッシャタイヤ(中空) | ||
主な用途 | 軽~中・重荷重運搬、多種車両 | ○ | 中荷重運搬、手押し台車用 | × |
最大荷重(230mm比較)kgN | 85 | × | 140 | ○ |
メンテナンス | パンクの心配あり。空圧管理 | × | パンクの心配なし。 | ○ |
振動吸収性 | 優 | ○ | 良 | × |
走行感 | ソフト | ○ | ややハード | × |
ゴム硬度 | - | 〇 | HS60 | △ |
結果:比較表から判断すると、空気入りタイヤの勝利となります。 空気入りタイヤは、自動車、自転車を始め多種多様に使われており優秀です。 しかし、手押し台車用範囲内では、ゼロプレッシャタイヤは、耐荷重、メンテナンスなどの点から総合的に優秀です。 作業条件に合ったメリット、デメリットを考え、ご判断下さい。 |