中部産業株式会社(ブリヂストン名古屋販売グループ)
台車とキャスター物流機器情報

台車・キャスター&タイヤ等の部品、特注製品の選定方法 中部産業

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〇 Q&A集 3

 

 

 

振動、騒音に関する件                  カート&キャスター

3-1

Q:衝撃・振動緩和型キャスターの種類と特徴は.....

A:下表を参考としてください。

特徴

緩衝方式   

緩衝ストローク

振幅減衰

性能

微振動吸収

寿命

市場性

コイルばね

板ばね

極小

ゴムダンパー

やや小

オイルダンパー

やや小

やや短

空圧タイヤ

タイヤ寿命

空圧タイヤはタイヤサイズΦ200以上が多く、軽荷重用が多用されています。

3-2

Q:走行時、走行音の少ないキャスターはありますか。

A:車輪の保持部が金属製のものと、樹脂製のものがあります。

・金属製

一般に金属製は樹脂製に比べて走行音大ですが、メーカによっても差があります。騒音と感ずる音源の殆どは、回転可動部分のクリアランスの多少による金属間の接触が原因です。したがってクリアランスが少なく製作精度の高いものが作動も滑らかで騒音も少ない良品ですがやや高価です。さらに車輪のタイヤ材質・硬さによっても走行音が大きく変わりますが、多用されているゴム質のものであれば、十分許容できる範囲です。 

・樹脂製 

静かな走行が期待できますが、工業用としては種類・サイズとも少なく、金属製にくらべて許容荷重が小さいことが難点です

例としまして、。
車輪径100~125程度のものは病院・集会所などで使用され、車輪径50以下のものは主に家具など、室内用として使用されています。    
いずれも使用経過につれて騒音が大きくなるのは避けられません

 

オーダーメイド商品
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