台車に積載する時の注意

台車の荷台に荷物を積載する時、たぶん端から順番に載せられると思います。まだ荷物が軽い場合は良いですが、重量物の場合、載せた反対側の端が浮き上がる可能性があります。つまり、その重量物に近い車輪の接地点を支点としてシーソー関係となり、重い方にバランスが崩れた場合、反対側は浮き上がり転覆となります。さらに最近の台車はプラスチック製で台車自重も軽くなっているので十分に注意する必要があります。

(上図、荷台に偏った載せ方をした場合の危険性)

(上図、荷台に偏った載せ方をした場合の危険性)

台車の安定性は、運搬時の安定も重要ですが、荷物の積み替え作業時の安定も検討しなければなりません。どうしても重量物を端から積載するような場合は、車輪を出来るだけ荷台の端へ取り付けることをしたりして転覆を未然に防ぐ必要があります。
また、積載している時に台車が動く可能性が高まります。停車ストッパーをかけて作業 する必要があります。ストッパーとしてはキャスターストッパー、フロアロック、フットストッパーなどがあります。

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