台車用車輪【タイヤ材質(車輪の外皮部)で分類】

車輪の外皮、つまりホイール(芯金)の外周に装着されたタイヤの材質で分類すると4種類になります。

①天然ゴム車輪
②合成ゴム車輪
③ポリウレタン車輪
④樹脂車輪

車輪の外皮部に当たるタイヤ材質で特性が変わります(上の図)

車輪の外皮部に当たるタイヤ材質で特性が変わります(上の図)

①天然ゴム車輪は、タイヤ材質が天然ゴムを主体としたものを言います。最近では②合成ゴム車輪が台頭し、減少傾向にあります。

②合成ゴム車輪は、石油化学製品が著しく発展する中で新しく生まれました。ブタジェン、ポリブタジェン、ジェン、NBRなどがそうである。それらには耐薬品、耐油、耐寒、耐摩耗性、反発弾性など様々な特性を持っていることから、その用途に合わせて車輪を使用することができます。

合成ゴム系の車輪(上の写真)

合成ゴム系の車輪(上の写真)

③ポリウレタン車輪は合成ゴムの一種で、従来のゴムとプラスチックの中間領域を埋める材料です。

ウレタンゴム車輪(上の写真)

ウレタンゴム車輪(上の写真)

④樹脂車輪とは、ナイロン、フェーノールなどのプラスチック車輪を言います。

樹脂車輪(上の写真)

樹脂車輪(上の写真)

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