台車用車輪【ホイール(芯金部)の材質で分類】

タイヤを支える内径部のホイールを材質で分類しました。
①鋳鉄製
②鋼板製
③樹脂製
④軽合金製
⑤ハードゴム製

上記はホイールの材質を紹介

上記はホイールの材質を紹介


①鋳鉄製は従来、台車用車輪として主力でしたが、①鋳鉄製のプレス車輪の出現により減少しました。しかしプレス金型よりコストが安いので初期投資の点では製造業側から見れば新規サイズの車輪が作りやすいメリットがあります。実際に同一車輪径で多くの車輪巾の車輪を揃えています。
②鋼板製は、現在のキャスターの車輪の主流となっています。鋼板をプレスし、その外周にゴムなどのタイヤを接着させます。大量生産でのコストダウン、軽量化などのメリットがあります。
③樹脂製。一体成形されたもの。中荷重用までとなります。
④軽合金製はアルミ製が多く、軽量化と防錆効果があります。市場性は少ないです。
⑤ハードゴム製はホイールと外皮に当たるタイヤが一体成形されたもので、100mm以下の小径サイズが多く、軽量家具、椅子などに多く使用されています。

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