台車ゴム車輪の製造方法について

車輪本体とゴムの接着工程で、現在の主流となっている製造方法を説明します。ここではプレス車輪について説明します。プレスされた車輪本体とゴムの製造工程です。

①脱脂洗浄作業・・・本体とゴムの接着を完全に行うために前処理として本体を脱脂洗浄し接着剤を塗布します。

②ゴムの計量・配合・混練り作業・・・主原材料、充填剤、促進剤、老防剤、加硫材、顔料、補強材などを、独自の率で計量し、ロール機またはミキサーにかけて均一に混ぜ合わせていきます。配合率は各メーカーの秘密となっています。
③押し出し作業・・・押出し機に投入して、車輪本体の外皮に近い形状の生地を作ります。

③成形段取り作業・・・ゴム生地を接着剤が塗布された車輪本体に巻きつけるように金型にセットします。

④プレス成形・・・このように油圧プレスにセット後、加硫(圧力で型締めし熱源で化学変化を起させる)します。

⑤仕上げ・・・ゴム部のはめ出し分を切断し仕上げます。

(上記、ゴム接着でのプレス成形のイメージしたもの)

(上記、ゴム接着でのプレス成形のイメージしたもの)

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