昇降台車 (しょうこうだいしゃ)
「昇降台車」は一般には使用されていない言葉だと思います。JISでは「ハンドリフトトラック」と呼ばれています。またメーカーでも呼び名が違い、商標で呼ばれている場合があります。統一的な言葉がないため、弊社では、わかりやすいように、その名の通り「昇降台車」として使用しています。
ちなみに主なメーカーの呼び名を列挙しておきます。
「リフトテーブルキャデ」「サントカー」「パワーリフター」「キャッチパレットトラック」「ゴールドリフター」「カンガルリフター」「トラバーリフト」「レベラー」「リフトラー」など。
昇降台車には様々な種類があります。マスト型、テーブルリフト形、バッテリー駆動型など様々です。積載物に応じて持ち上げる機構も違います。
弊社で取り扱う昇降台車は「テーブルリフト台車」を主としています。足踏みペダルを漕ぐことによりポンプを介してシリンダーのロッドを押し上げ荷台を上昇させます。下降する場合はバルブを緩めます。一般の台車に昇降機能を付けた「台車式」です。当然、運搬は普通の台車のように取り扱うことができます。
荷重では150kgから800kgまで対応します。最高上昇位置は1500mmまで対応する機種を揃えています。人力に頼らないバッテリー式電動駆動タイプもあります。
これら昇降台車は、一般家庭ではほとんど見ることはありません。工場・物流センターなど業務用として使われています。