タイヤキャスター(空気入り・ノーパンク)
最近のタイヤは、空気入りタイヤだけでなく、ノーパンクタイヤ、さらに空気入りタイヤとノーパンクタイヤのメリットを兼ね備えているタイヤが登場しています。それらをキャスター金具と組み合わせて「少々荒れた路面でも強い台車」を作り上げます。
- 空気入りタイヤキャスター 一覧 (手押し用)(詳細ページへ)
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タイヤ内の空気圧利用で悪路や段差に対しての衝撃をやわらげます。手押し台車用です。
150φ~175φ以下の小径は屋内用ですが、200φ以上は屋外で使用されております。
- 空気入りタイヤキャスター(ブリヂストンタイヤ仕様モデル)(詳細ページへ)
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タイヤ内の空気圧利用で悪路や段差に対しての衝撃をやわらげます。
手押し台車用です。
ブリヂストンタイヤを使用した1ランク上のモデルです。
タイヤサイズは2.50-4、300-4、3.50-5の3種類。
- 空気入りタイヤキャスター(海外製タイヤ 一覧 )(詳細ページへ)
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タイヤ内の空気圧利用で悪路や段差に対しての衝撃をやわらげます。手押し台車用です。
海外製タイヤを使用した小径・廉価版の一覧です。
175φの小径は屋内用ですが、200φ以上は屋外で使用されております。
タイヤはチェンシン製など海外製。
- 空気入りタイヤキャスター 最小径150φタイヤ (詳細ページへ)
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最小径の、屋内向け手押し台車用キャスターです。
海外製タイヤを使用した小径です。
150φの最小径サイズです。
- 175mm空気入りタイヤキャスター(プラスチック台車用)(詳細ページへ)
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台車は空気入りタイヤより少し劣りますが、安心して使用できます。また、タイヤは発泡ウレタンで成型され、ソリッドゴム車輪より衝撃を緩和します。
但し車輪自体も柔らかい=強度が低いため、4輪で総荷重150kg~200kg未満の台車にご使用されることをお勧め致します。
このキャスターが使用されている台車はこちら。
- ノーパンクタイヤキャスター(手押し用)(詳細ページへ)
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手押し台車用のノーパンクタイヤキャスター。最大荷重は空気入りタイヤよりやや大きくなります。逆に緩衝は劣ります。
主に屋外用。祭りなどの台車や神輿・山車にも採用されております。(非乗用のみ)
- ゼロプレッシャタイヤキャスター(手押し用)(詳細ページへ)
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タイヤ内部が中空構造で常に常圧を保っているキャスター。空気入りとノーパンクタイヤの長所を生かしています。
屋内外台車向け。
- セミニューマチックタイヤキャスター(手押し用)(詳細ページへ)
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キャスター車輪用金具との互換性がある中空構造のタイヤです。WJ150、WJ200金具・WK150、WK200金具対応。
自在固定切替キャスター、緩衝キャスターとも組合せが可能なタイヤです。
- 発泡ウレタンタイヤキャスター(手押し用)(詳細ページへ)
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緩衝能力では空気入りタイヤより少し劣りますが、安心して使用できます。また、タイヤは発泡ウレタンで成型され、ソリッドゴム車輪より衝撃を緩和します。
但し車輪自体も柔らかい=強度が低いため、4輪で総荷重150kg~200kg未満の台車にご使用されることをお勧め致します。
このキャスターが使用されている台車はこちら。
キャスターの選択ポイント
キャスターのソリッド車輪に換え、タイヤを導入することにより衝撃を吸収します。各タイヤの固有特性で特徴が現れます。
緩衝金具(スプリングキャスターなど)よりは、空圧タイヤの方が、パンク及び荷重の心配がなければ緩衝能力が大きいと思います。また、最近では、この心配事を解消した新しいタイプのタイヤ(グレータイヤ、ゼロプレッシャタイヤ)も発売されています。広い範囲から選択できます。
タイヤの特性は下記の比較表からご理解下さい。
大別 | タイヤ | タイヤ構造 | 耐荷重 | 弾性 (緩衝) |
特徴 | 保全 |
---|---|---|---|---|---|---|
空気入り タイヤ キャスター |
空気入りタイヤ | 空気圧 | △ | ◎ | 抜群の緩衝機能。 | 空気調整。 パンク修理。 |
ノーパンク タイヤ キャスター |
ゼロプレッシャ タイヤ |
中空 | ○ | ○ | 空気入り、ノーパンクの 長所あり。 |
ゴム磨耗 以外なし。 |
ノーパンクソリッド タイヤ |
ソリッド | ◎ | △ | 強靭。 |
タイヤのことを詳しく知りたい方は下記のタイヤ専門ページをご用意しています。
- タイヤ/荷車・台車で取り扱われる小径タイヤ(詳細ページへ)
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タイヤは自動車をはじめ自転車、リヤカーなど多く使用されています。空気とタイヤの組み合わせは万能です。特に少々荒れた屋外の路面での運搬に適しています。中部産業では荷車、台車に使われる小径サイズのタイヤを中心に取り扱っています。お客様には、聞き慣れないインチサイズで型式表示されますのでご理解しにくいと思います。弊社担当者にお気軽にご相談されることをおすすめします。当ページでは、できるだけ、やさしく解説しました。
空気入りタイヤと比較されるのがスプリングキャスターです。緩衝能力は空気入りタイヤキャスターですが、耐久性ではスプリングキャスターです。下記のページを参考にご検討下さい。
- 参考:スプリングキャスター(詳細ページへ)
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金具にスプリング等の緩衝装置を付け、路面から発生する衝撃をやわらげます。車輪側で衝撃緩和をご希望の場合はタイヤキャスターをご検討下さい。
但し構内運搬・重量物向けとなります。軽量の台車にはご対応しておりません。
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