中部産業株式会社(ブリヂストン名古屋販売グループ)
台車とキャスター物流機器情報

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トップ役立つ知識 >台車の振動、騒音について  

役立つ知識4 台車の振動、騒音について

 

台車の振動の緩和について(キャスターから見た場合)
衝撃の緩和には色々な種類のキャスターがあります。

但し、キャスター路面状況が悪い場合や、段差の高さが高い場合(階段みたい)はキャスターだけでは対応できず、
台車の荷台にも振動や衝撃を緩和する仕組が必要です。

例:防振ゴム(倉敷ゴムなど)

緩衝材も合わせてご検討下さい。
緩衝方式/特徴 緩衝ストローク 振幅減衰 微振動吸収 寿命 市場性 耐荷重
コイルスプリング 中~重
板ばね 極小
オイルダンパー やや小 やや短
空圧タイヤ タイヤ寿命

例: 屋外 ・・・ 空気入りタイヤキャスター
   屋内 ・・・ 緩衝キャスター

 

台車の騒音について
台車の騒音は、振動から発生する音、車輪の回転音や自在旋回音です。

運送会社が使用しているような、静かな音の設計のキャスターの台車を使用することで騒音の減少が可能です。
オフィスやマンションない配達住宅街での運用に適しております。

また、同時に床面を傷つけないため空気入りタイヤと合わせて使用しているビル、商業施設もあります。

但しでも路面状況如何によっては衝撃を緩和しきれず騒音を発生させる場合もありますので、ご注意ください。

下記は金具種類による違いです。

・金属製(プレス製金具)

 

一般に金属製は樹脂製に比べて走行音大ですが、メーカによっても差があります。騒音と感ずる音源の殆どは、回転可動部分のクリアランスの多少による金属間の接触が原因です。したがってクリアランスが少なく製作精度の高いものが作動も滑らかで騒音も少ない良品ですがやや高価です。さらに車輪のタイヤ材質・硬さによっても走行音が大きく変わりますが、多用されているゴム質のものであれば、十分許容できる範囲です。

   

・樹脂製 

 

静かな走行が期待できますが、工業用としては種類・サイズとも少なく、金属製にくらべて許容荷重が小さいことが難点です。

車輪径100~125程度のものは病院などで使用され、車輪径50以下のものは主に家具など、室内用として使用されています。
鞄などの車輪も樹脂ですが路面と車輪径の相性の悪さから騒音対策できておりません。

 

このページで紹介されている商品

緩衝キャスター各種

・静音キャスター各種

・静音台車 

 

 

 

               

オーダーメイド商品
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